011)理科の自由研究

炭を作ろう

■ポイント■
いろいろなものから、炭を作りましょう。

■必要なもの■
カセットコンロ
金網
アルミ箔
軍手
空き缶(フルーツの缶詰のような、少し大きめのものがよい。)

■すすめ方■
炭にしたいものを集めます。
まつぼっくり、竹、するめ、花、はっぱなど、いろいろな種類のもので、試してみましょう。
有毒ガスが発生する石油製品など、危険なものをさけてください。

空き缶の中に、炭にしたいものをいれ、アルミ箔でふたをします。
アルミ箔には、排気用の穴を、数ヶ所あけておきましょう。
コンロの上にアルミ箔を敷き、その上にアルミ缶を置きます。
アルミ箔でふたをした部分が上になるように置いてください。

コンロに火をつけ、しばらくすると、煙が出始めます。
煙がでなくなったら、火を止め、空き缶をコンロから下ろします。
このとき、やけどをしないよう、十分注意してください。

空き缶が冷めたら、出来上がりです。
アルミ箔をはずし、中のものを取り出しましょう。炭になっているかどうか、確認してください。

※火を使うので、必ず大人と子どもが一緒に実験してください。


貝の標本を作ろう

■ポイント■
いろんな種類の貝がらを集め、標本にします。

■必要なもの■
菓子箱
厚紙
脱脂綿
ラベルシール

■すすめ方■ 海辺の岩場や、干潟へ行き、落ちている貝がらを集めます。

新聞やインターネットなどで、あらかじめ干潮の時間を調べておき、潮が引く1、2時間前までには、現地に到着するようにしましょう。

集めた貝がらは、よく洗って乾かします。
汚れがひどいものは、使い終わった歯ブラシなどで磨くといいでしょう。

貝がらが乾いたら、標本としてまとめます。
菓子箱の中に、厚紙で仕切りをつくり、中に脱脂綿を敷き、集めた貝がらを脱脂綿の上に、1種類ごとにならべていきます。

図鑑などで貝がらの名前などを調べ、採集地、採集年月日などと一緒にラベルに記入し、貝がらのそばに貼り付けます。

貝がらが箱から出ないように、ラップなどできれいに包んだら完成です。

海へ落ちたりする危険もあるので、必ず大人と一緒に採集してください。
また、岩場などでは、大変滑りやすいので、注意しましょう。
靴底が滑りにくい靴を履くようにしてください。


工場見学、会社見学に行こう

■ポイント■

工場見学、会社見学に行き、そのようすをまとめます。

■必要なもの■

筆記用具

■すすめ方■

どこの会社、工場へ見学に行くかを決めます。インターネット、図書館などで見学できる工場、会社を知らべます。公共の施設などでも、見学できるところもあるので、市役所などに問い合わせるのもいいでしょう。

行きたい場所が決まったら、電話で予約をします。行きたい日にち、行く人数などを、あらかじめ決めておくと手続きがスムースに進みます。

社会見学当日は、工場や会社の人の指示に従ってください。
見学中は、しっかりとメモを取り、わからないことはどんどん質問しましょう。


磁石の性質を調べる

■ポイント■
磁石の性質を調べます。

■必要なもの■
磁石
ビニール袋
白い紙

■すすめ方■
・家庭にある、いろいろなものを磁石にくっつけてみます。
 磁石にくっつものと、くっつかないものを分類し、その違いを調べましょう。

・外に出て、砂鉄を集めます。
 地面、アスファルト、砂場など、さまざまな場所で磁石を使って砂鉄を探し、
 どんな場所が砂鉄が多く取れるかを調べましょう。
 磁石をビニール袋に入れておくと、後で砂鉄集めが楽になります。
 
・砂鉄を使って磁力の流れを調べます。
 磁石の上に紙をおき、その上に砂鉄をまきましょう。
 そのときの砂鉄が作り出す模様を観察します。


ゴミの分別について調べる

■ポイント■
ゴミの分別について調べます。
■必要なもの■
筆記用具
カメラ
■すすめ方■
・ゴミの廃棄の仕方は、住んでいる地域によって違います。
 自分の家庭にあるものを捨てる場合、燃えるゴミ、燃えないゴミ、再生紙など、
 どの区分で廃棄するかを調べます。

・廃棄されたゴミが、燃えるゴミ、燃えないゴミ、再生紙などの区分ごとに、
 どのように処理されていくかを調べます。

市役所の環境課などに行くと、わかりやすい資料などが用意されていると思います。


シャボン玉の研究

■ポイント■
いろいろなシャボン玉を作ってみます。

■必要なもの■
石鹸
ストロー
お湯
砂糖
ハンガーなどの針金

■すすめ方■
まずは、石鹸水を作ります。固形石鹸をけずり、お湯に溶かします。このとき、石鹸と同じ分量の砂糖を加えると、しゃぼん玉になりやすいようです。固形石鹸の代わりに、台所用洗剤などを使うのもいいでしょう。

ストローを使ってシャボン玉を作ります。

・ストローの先端を斜めに切ったり、たくさんのストローを束ねたりしてシャボン玉の出来かたを調べます。

・ストローの太さも何種類か用意してみて、太さによるシャボン玉の出来かたの違いを調べます。


ハンガーなどの針金を使ってシャボン玉をつくります。

・針金を、金魚すくいのすくい網(ポイ)のような形に加工し、シャボン玉を作ります。

・針金の形をいろいろと変えてみて、シャボン玉のでき方の違いを調べます。


アリの観察

■ポイント■
身近な昆虫である、アリの生態を観察します。

■必要なもの■
いろいろな食べ物
画用紙
筆記用具
虫眼鏡

■すすめ方■
まずは蟻を探します。
家のまわりや、公園などで、地面を注意して探すといいでしょう。

・虫眼鏡を使ってアリの体をスケッチします。
・アリの行列を観察します。
・アリの行列をたどって、ありの巣を探します。
蟻の巣が見つかったら、近くにいろいろな食べ物をおき、
アリがどんな食べ物を好むかを観察します。
・えさを運ぶ様子を観察します。
アントクアリウムなどの、ジェルの中でアリを飼育するキットを使って、
観察するのも面白いですね。


もやしを育てる

■ポイント■
もやしが育つようすを観察します。

■必要なもの■
もやしの種
スポンジか、脱脂綿
コーヒーの空き瓶など、底が深めの容器
カメラ

■すすめ方■
もやしは、7~10日ぐらいで育つので、比較的手軽に栽培できます。

1.容器と、もやしの種をよく洗います。

2.容器の底にスポンジか、脱脂綿を敷き、その上に種を蒔きます。種がしっかりと浸るよう水を入れ、約半日かけて、種に水をしっかり吸収させます。水を吸収すると、種は少し大きくなります。

3.芽が出るまで、一日数回、水をかけて、種を洗います。

4.7~10日ぐらい経つと、食べられるくらいの大きさに成長します。
毎日の成長していくようすを、カメラやスケッチで記録していきましょう。

※もやしは光に当たると成長しづらくなります。世話をするとき、観察をするとき以外は、光の当たらない場所に保管するのがポイントです。また、種にカビが生えることもあるので、なるべく素手では触らないようにします。


雲の観察

■ポイント■
雲の形や動きを観察する

■必要なもの■
筆記用具

■すすめ方■
雲の形を毎日スケッチしていきます。

カメラで写真を撮るのもいいです。

スケッチをしたときの、時間、気温、湿度、天気なども一緒に記録しておくと、あとでまとめやすくなります。

観察した雲は、図鑑で名前を調べましょう。

夏休みの期間だけでなく、一年間を通して観察行くと、季節による雲の変化を知ることができます。


物の凍り方を調べる

■ポイント■
いろいろな物を凍らせてみる

■必要なもの■
冷蔵庫
カメラ

■すすめ方■
通常、家庭では、水道水を凍らせて氷を作りますが、水道水以外の液体(ジュース、お酒、調味料など)でも、氷ができるかどうか、調べていきます。

また、いろいろな形の入れ物を用意して、おもしろい形の氷を作るのもいいでしょう。

液体の中に、果物などをいれて凍らせてみたりもできます。



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